アブストラクト
Title | 8 体位変換・ポジショニング |
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Subtitle | 特集 "with NEO" Update 院内研修にも使える動画つき! 新生児医療の手技トラブルシューティング 新生児蘇生, 計画外抜管…etc NICUナースチェック |
Authors | 大隅敬太1), 岡原恵都子2) |
Authors (kana) | おおすみけいた, おかはらえつこ |
Organization | 1)愛仁会高槻病院新生児科, 2)同NICU, 新生児集中ケア認定看護師 |
Journal | with NEO |
Volume | 37 |
Number | 6 |
Page | 830-836 |
Year/Month | 2024 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「よくあるトラブル例」●体位変換時や腹臥位管理中に計画外抜管が生じてしまった! ●ポジショニングが適切にとれず, 児の安静が保てない! 「1 体位変換時・腹臥位管理中の計画外抜管」「1. 発生原因」NICUでは, 早産や慢性肺疾患など(CLD)による覚醒下での長期挿管が日常的に行われるという特殊な環境であるため, 計画外抜管が生じる可能性が高い. 当院で過去のケースの振り返りを行った際, 計画外抜管の発生理由には, (1)挿管チューブ位置の問題(固定位置が浅い, 定期的にX線撮影を行っていなかった), (2)体位変換(ケアや人工肺サーファクタント投与時など), (3)児の首振り(主に腹臥位管理中), (4)固定テープの剥がれ・緩み, の4つが主な要因として抽出された. 「2. 予防」挿管チューブの固定長は「体重+ 5.5(〜6.0)cm」が一般的であるが, X線で位置を確認することが重要である. 挿管中の児を受け持つ場合は, その児の挿管チューブの挿入長の確認はもちろんのこと, 直近のX線で挿管チューブの先端がどの辺りに位置しているのかを把握しておくことが肝要である. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。