アブストラクト
Title | 8章 発熱性好中球減少症 (FN) |
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Subtitle | メイン特集 注意点・ケアポイント・薬価をはや調べ 副作用別 がん薬物療法の支持療法薬 これだけ! 30 |
Authors | 江尻将之 |
Authors (kana) | |
Organization | 愛知医科大学病院 薬剤部 主任 / がん専門薬剤師 |
Journal | YORi-SOUがんナーシング |
Volume | 10 |
Number | 2 |
Page | 146-152 |
Year/Month | 2020 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「発熱性好中球減少症 (FN) の支持療法」「発熱性好中球減少症 (FN) のこれだけ3ポイント」→患者より医療従事者が恐れる副作用. →G-CSF製剤の予防投与が最も有効. →ジーラスタ(R)により抗がん薬の治療強度 (dose intensity ; DI) を高めることができるようになった. 「どんな副作用?」●抗がん薬はがん細胞だけではなく, 細胞分裂が活発な骨髄中の造血細胞にも影響し血液の成分を作り出せなくする. その結果, 感染制御に重要な役割を担う好中球が減り (500/mm3未満), 発熱 (腋窩温37.5℃以上) することを発熱性好中球減少症 (FN) という. ●高齢や臓器障害, 進行がん, 過去のFN発症歴などがリスクである. 「注意したい原因薬剤」「AC療法」・ドキソルビシン (点滴) ・シクロホスファミド (点滴) 「泌尿器がん治療」・カバジタキセル (点滴) 「CHOP療法」・シクロホスファミド (点滴) ・ドキソルビシン (点滴) ・ビンクリスチン (点滴) ・プレドニゾロン (内服) など |
Practice | 看護学 |
Keywords |
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参考文献
- (1) 日本臨床腫瘍学会編.発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン改訂第2版:がん薬物療法時の感染対策.東京,南江