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アブストラクト

Title 1 がん薬物療法に伴う血管外漏出って何? 最新のガイドラインで何が変わるの?
Subtitle 第1特集 ケアを見直して自信につなげる! キーワードは血管外漏出・G-CSF製剤・免疫チェックポイント阻害薬 最新ガイドライン 知識アップ & まなび直しレクチャー Part 1 知識アップ & まなび直しでケアをアップデート! 血管外漏出の予防・管理・対策
Authors 長谷川晶子
Authors (kana) はせがわあきこ
Organization 社会医療法人 景岳会 南大阪病院 腫瘍内科 医長
Journal YORi-SOUがんナーシング
Volume 13
Number 5
Page 464-466
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「がん薬物療法に伴う血管外漏出とは」末梢または中心静脈ルートを介して, 血管内に投与した薬剤(本稿では抗がん薬を主として取り扱います)が, 血管外周囲の組織に漏出することを血管外漏出(extravasation;EV)と定義されます. 漏出した抗がん薬の刺激により血管周囲の組織が傷害し, 強い疼痛や腫脹(炎症), 使用薬剤によっては外科的処置を要するような広範壊死をきたし, 疼痛や処置通院を要するなど患者のQOL低下につながり, 場合によってはがん薬物療法継続が難しくなることもあります. がん薬物療法に従事する看護師に必要なことは, がん薬物療法を行う際, 常にEVを念頭に置き, 個々の使用薬剤や患者のリスクを評価し, 事前にEV予防を心がけること, 薬剤投与中もEV早期発見に努め, 疑わしい事例に対して適切な対応を行える知識を身に付けることです.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。

参考文献

  • 1) 日本がん看護学会ほか編. がん薬物療法に伴う血管外漏出に関する合同ガイドライン 2023年版. 東京, 金原出版, 2022, 152p.
  • 2) 国立がん研究センター内科レジデント編. "抗悪性腫瘍薬の漏出性皮膚障害". がん診療レジデントマニュアル. 第8版. 東京, 医学書院, 2019, 460, (レジデントマニュアル).