アブストラクト
Title | 第147席. 終末期看護におけるデスカンファレンスの意義 |
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Subtitle | 第46回日本精神科看護学術集会 第13群 |
Authors | 横木あやみ |
Authors (kana) | |
Organization | 特定医療法人生仁会須田病院 |
Journal | 日本精神科看護学術集会誌 |
Volume | 64 |
Number | 1 |
Page | 314-315 |
Year/Month | 2021 / |
Article | 報告 |
Publisher | 日本精神科看護協会 |
Abstract | 「はじめに」 近年, 在宅医療が中心といわれている. 厚生労働省人口動態調査死亡場所年次推移では, 病院で最期を看取るケースは7割以上である. A病院では終末期をどのように過ごしたいかを確認し, 統一した医療提供を目的として看取り同意書を交わし, その数は増加している. 患者の高齢化に伴いかかわる機会は多く, ほとんどが身体合併症病棟で最期を迎えている. 高齢者の死は自然なことと理解しているが, 看取りに関与する職員が抱く不全感や葛藤, 精神的ストレスは大きい. そこで, 職員が感情表出できる機会とする目的で, デスカンファレンス(以下, DC)の実施を試みた. 「I. 研究目的」 終末期看護の症例に対しデスカンファレンスを実施し, その意義と今後の課題を検討する. 「II. 研究方法」 1. 研究期間:2019年6月〜2020年3月 2. データ収集方法:A氏が亡くなって10日後にDCを実施し, 自由記載のアンケートを行った. 3. 分析方法:記述内容を類似性にしたがって分類整理した. |
Practice | 看護学 |
Keywords | 終末期看護, 看取り同意書, デスカンファレンス |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。
参考文献
- 1) 厚生労働省 : 人口動態調査, 死亡の場所別にみた死亡数・構成割合の年次推移 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii10/dl/s03.pdf
- 2) 佐藤さやか, 泉秀予 : 精神科病棟におけるデスカンファレンスの必要性, 日本精神科看護学術集会誌, 60(1), p398-399, 2017.
- 3) 石飛幸三 : 「平穏死」を受け入れるレッスン, 誠文堂新光社, p29, 2016.
- 4) 大久保真理, 井上恵一朗他 : 精神疾患をもつ患者を看取る看護師にとってのデスカンファレンス, 日本精神科看護学術集会誌, 59(1), p504-505, 2016.