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アブストラクト

Title 104席. 重度知的障害をもつ患者の行動障害の改善 感覚刺激への働きかけ
Subtitle 第47回日本精神科看護学術集会 第22群
Authors 高橋良子, 大本貴代美
Authors (kana)
Organization 医療法人養心会国分病院
Journal 日本精神科看護学術集会誌
Volume 65
Number 1
Page 218-219
Year/Month 2022 /
Article 報告
Publisher 日本精神科看護協会
Abstract 「はじめに」知的障害とは知的・適応機能の低下状態をさす. ストレス耐性が低く, 幻覚妄想などの精神症状も生じやすい. 環境の構造化・感覚刺激への働きかけなどが有効な看護とされている. 本事例は, 重度知的障害で, 行動障害が著しく, 入院時より身体拘束による行動制限となっていた. 快適な感覚刺激への働きかけを通して, 身体拘束時間の縮小に取り組んだ. その経過および結果を報告する. 「I. 研究目的」行動障害のある重度知的障害患者に感覚刺激への働きかけを行うことで, 衝動抑制, 身体拘束時間を縮小できるかを検証する. 「II. 研究方法」1. 研究期間: X年6月〜11月 2. 研究対象: 20歳代, 男性, 知的障害, 療育手帳A X年3月に入院した. 衝動性が高く, 行動障害があり, 看護師が見守りながら一時的拘束解除を試みるが, 看護師への他害行為や器物破損があり, 身体拘束対応が長期化している.
Practice 看護学
Keywords 重度知的障害, 行動障害, 感覚刺激
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) 山口佳代子 : 感覚特性をもつ発達障害児の集団療育における行動変容, 人間発達学研究, p180-181, 2018.
  • 2) 佐藤壺三監 : 精神障害をもつ人の看護, 新体系看護学全書35 第2版, メヂカルフレンド社, p45-46, 2006.
  • 3) H. E. ペプロウ, 小林冨美栄他訳 : ペプロウ人間関係の看護論, 医学書院, p8, 1973.