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アブストラクト

Title 155席. 認知症治療病棟においてのユマニチュードの実践 介護困難感の軽減をめざす
Subtitle 第47回日本精神科看護学術集会 第32群
Authors 井上亜沙美
Authors (kana)
Organization 特定医療法人南山会峡西病院
Journal 日本精神科看護学術集会誌
Volume 65
Number 1
Page 318-319
Year/Month 2022 /
Article 報告
Publisher 日本精神科看護協会
Abstract 「はじめに」認知症治療病棟には, 認知症の中核症状の進行や周辺症状(以下, BPSD)の出現から入院治療が必要と判断された患者が多数入院している. そのため, 介護抵抗, 不穏, 興奮, 易怒性などの対応に困難が生じることも少なくない. こういった状況から職員は疲弊し, ストレスの蓄積につながっている. ユマニチュードは知覚, 感情, 言語にもとづく包括的コミュニケーション法を軸としたケア技術であり, 他国で35年前から介護や医療の現場で認知症患者に対するケアとして取り入れられている. 基本となる「見る・話す・触れる・立つ」の4つの柱で構成され, 認知機能が低下した人に対するケアとして注目されている. そこでスタッフがユマニチュードを学び, 実践することで患者対応に対する困難感の軽減, またスタッフのやりがいや満足感の向上につながるのではないかと考え, 取り組んだ結果を報告する.
Practice 看護学
Keywords ユマニチュード, スタッフの意識変化, 介護困難感
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) Y. ジネスト, R. マレスコッティ, 本田美和子 : ユマニチュード入門, 医学書院, p40-77, 2014.
  • 2) Y. ジネスト, R. マレスコッティ, 本田美和子 : ユマニチュード入門, 医学書院, p15, 2014.
  • 3) Y. ジネスト, R. マレスコッティ, 本田美和子 : ユマニチュード入門, 医学書院, p101, 2014.
  • 4) Y. ジネスト, R. マレスコッティ, 本田美和子 : ユマニチュード入門, 医学書院, p16, 2014.