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アブストラクト

Title 167席. 退院支援時に生じる不安に対するストレングスモデル活用の効果
Subtitle 第47回日本精神科看護学術集会 第34群
Authors 井上明男
Authors (kana)
Organization 社会医療法人明和会医療福祉センター渡辺病院
Journal 日本精神科看護学術集会誌
Volume 65
Number 1
Page 342-343
Year/Month 2022 /
Article 報告
Publisher 日本精神科看護協会
Abstract 「はじめに」急性期症状が治まり退院支援を行っていく過程で退院に不安があることが明確になり, さまざまな理由により問題が発生し, 退院を実現するまでに時間がかかる場合や退院自体を取りやめなければならないことがある. A病棟に入院中のB氏も退院支援を行う途中で徐々に気持ちの抑制ができなくなり病状の悪化を招き, 支援を中止するといった経過をくり返していた. 萱間は, 「退院支援の前から, ストレングスモデル(強み)を用いることで患者さんの意思や願いを知り, 無理強いや医療者の空振りではないケア, そして退院支援や地域移行においても, その人らしさ, その人の意思を支えることにつながり地域生活への移行はよりスムーズになる」と述べている. 退院支援をはじめるにあたり, B氏の意欲, 能力といった強みを伸ばし安定した状態を保てるようにストレングスモデルを活用し, 退院に向けて多職種で一緒に取り組んだ.
Practice 看護学
Keywords ストレングスモデル, 退院支援
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) 萱間真美 : リカバリー・退院支援・地域連携のためのストレングスモデル実践活用術, 医学書院, p15, 2016.
  • 2) 全国精神障害者地域生活支援協議会編 : 障害者地域移行支援・地域定着支援ガイドブック, 中央法規出版, p46, 2013.