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アブストラクト

Title 118席 多飲を起こす統合失調症患者の活動をとおしたかかわり 活動をとおした関係性構築をめざして
Subtitle 第48回日本精神科看護学術集会 第24群
Authors 村上弘樹, 須山悟志
Authors (kana)
Organization 南部町国民健康保険西伯病院
Journal 日本精神科看護学術集会誌
Volume 66
Number 1
Page 252-253
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher 日本精神科看護協会
Abstract 「はじめに」川上らは, 「多飲症患者に様々な活動の場を提供することで水から注意を逸らす, 水源から離れることによる飲水防止ができる」と述べている. A氏は多飲症・水中毒で長期入院していた. 社会生活スキルトレーニング (以下, SST) で作業療法士の「何かに集中していると飲み物を飲もうとすることがないのでは」というA氏についての問いかけに, ハッとした様子で飲水意識が遠ざかっていることに気づく場面がみられた. 川上らは, 多飲症患者と関係性を構築することは「多飲行動の原因となっている, 患者の孤独感・虚無感という問題に対応しようとするケア」と述べている. A氏は家族への暴力行為があり, 父親との関係に軋轢が生じていた. 他者とのかかわりを好まないため自室中心で過ごし, スタッフが声をかけても表面的な対応が多い.
Practice 看護学
Keywords 多飲症, 余暇活動, 関係性構築
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) 川上宏人・松浦好徳編 : 多飲症・水中毒-ケアと治療の新機軸, 医学書院, p102, 2010.
  • 2) 川上宏人・松浦好徳編 : 多飲症・水中毒-ケアと治療の新機軸, 医学書院, p69, 2010.
  • 3) 川上宏人・松浦好徳編 : 多飲症・水中毒-ケアと治療の新機軸, 医学書院, p103, 2010.
  • 4) 川上宏人・松浦好徳編 : 多飲症・水中毒-ケアと治療の新機軸, 医学書院, p102, 2010.