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アブストラクト

Title 腹膜・腹膜下腫瘍の画像診断
Subtitle 特集 腹膜・後腹膜疾患の画像診断とIVR
Authors 小山貴
Authors (kana)
Organization 倉敷中央病院 放射線診断科
Journal 臨床画像
Volume 35
Number 2
Page 164-175
Year/Month 2019 / 2
Article 報告
Publisher メジカルビュー社
Abstract 臨床的に圧倒的に目にする機会が多い腹膜病変は腫瘍の播種による癌性腹膜炎である. 本稿の前半においては癌性腹膜炎と鑑別すべき病態として腹膜原発漿液性癌, 腹膜偽粘液腫, 悪性中皮腫, 腹膜リンパ腫症を取り上げ, これらの疾患について概説する. 後半では腫瘍性病変としばしば鑑別が問題になる慢性炎症性病変として, 結核および放線菌による腹膜炎を取り上げる. 後半では後腹膜腫瘍に主題が移るが, 限られた誌面のなかで後腹膜に発生する腫瘍全般を俯瞰することは残念ながら手にあまる主題である. 従って後腹膜腫瘍のなかでも腹膜あるいはその近傍に生じ, 腹腔内病変との鑑別が問題となるものをいくつか取り上げ, 紹介させていただく. 「腹膜の腫瘍性病変」「癌性腹膜炎」典型的にはCTにおいて腹膜の肥厚または結節, 大網の不整な濃度上昇域を呈する. 腹水を伴うことが多いが, 必ずしも腹水が認められるとは限らない.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

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