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アブストラクト

Title 血管炎診療 - 困ったときにどうする? -
Subtitle 特集 / 皮膚診療どうする!? こうする!? - 困ったときの次の一手 -
Authors 増澤真実子*
Authors (kana)
Organization *北里大学医学部皮膚科学教室, 講師
Journal MB Derma
Volume
Number 358
Page 21-34
Year/Month 2025 / 3
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」皮膚血管炎では皮膚生検による病理診断が必須である. 血管炎の基本所見としては血管周囲のフィブリン析出と核塵を伴う好中球浸潤, 赤血球の血管外漏出が典型的な白血球破砕性血管炎(leukocytoclastic vasculitis)の病理組織像である. 皮膚小動脈炎ではさらに血管内腔のフィブリノイド壊死や内弾性板の破壊を認める. IgA血管炎の診断は臨床, 病理所見から比較的容易であるが, 小児では腹部症状の合併が多く注意を要する. また成人例では腎症状の頻度が高いため診断後6か月程度は尿検査のフォローアップが必要と考えられる. 皮膚型結節性多発動脈炎(CPAN)は生検時期により病理組織像が変化するため, 生検部位は新規病変で浸潤が強いものを十分な深さで組織採取する. 軽症のCPANと考えられている疾患群については臨床所見に乏しく, 病理組織像でもリンパ球主体であることからlymphocytic thrombophilic arteritisという新しい概念も提唱されている.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 白血球破砕性血管炎(leukocytoclastic vasculitis), IgA血管炎(IgA vasculitis), 皮膚型結節性多発動脈炎(cutaneous polyarteritis nodosa), リンパ球性血栓性動脈炎(lymphocytic thrombophilic arteritis), 分枝状皮斑(Livedo racemosa)
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