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アブストラクト

Title 小児のめまい
Subtitle 特集・小児のみみ・はな・のど救急対応 - 治療と投薬 -
Authors 五島史行*
Authors (kana)
Organization *東海大学医学部耳鼻咽喉科, 准教授
Journal MB ENTONI
Volume
Number 242
Page 24-29
Year/Month 2020 / 3
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」小児では, 成人に比較してめまいの頻度はおよそ1/100程度と報告されている. 片頭痛関連めまい, 良性発作性めまい, 心因性めまいなどの頻度が高い. 重篤な疾患は稀であるが意識消失を伴う例, 症状が悪化していく例, 歩行ができない症例は注意が必要である. 稀な疾患としてランゲルハンス細胞組織球症によるめまい症例を提示する. 最も頻度の高い良性発作性めまい症は良性の疾患であるが発作が頻発し, 発作に対する予期不安が強くなると不登校の原因となることがある. そのような場合には治療予後について説明し安心させたうえで, さらに行動療法としてリハビリを行うことが有効である.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 良性発作性めまい(benign paroxysmal vertigo), ランゲルハンス細胞組織球症(LCH), 前庭性片頭痛(vestibular migraine), 片頭痛関連めまい(migraine associated vertigo)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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