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アブストラクト

Title 基節骨骨折・中手骨骨折
Subtitle 特集 / 手外科リハビリテーション診療
Authors 多田薫*1, 堀江翔*2, 西村誠次*3, 山本大樹*4, 中田美香*5, 松田匡司*6, 土屋弘行*7
Authors (kana)
Organization *1金沢大学整形外科, 助教, *2保健学科, *3保健学科, *4整形外科, 教授, *5整形外科, *6整形外科, *7教授
Journal MB Medical Rehabilitation
Volume
Number 244
Page 41-47
Year/Month 2020 / 1
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」示指〜小指の基節骨骨折・中手骨骨折に対して保存療法を行う際に, 石黒らが報告したナックルキャストが広く使用されている. 当科では技量や経験にかかわらずMP関節を屈曲位として固定することができるように, ナックルキャストを参考にしたナックルスプリントという装具を作成し使用している. ナックルスプリントを基節骨骨折に使用することで, 早期から骨折部に隣接する関節の可動域訓練を行い骨折部に矯正力を加えることができる. また, 中手骨骨折に使用することで骨折部の安静をはかることができる. リハビリテーションに際しては, 基節骨骨折はPIP関節の屈曲拘縮を生じやすい点に, 中手骨骨折はMP関節の伸展拘縮を生じやすい点に注意を要する. 小指の中手骨頚部骨折に対する保存療法については現在も議論が続いているが, 当科では徒手整復とナックルスプリントによる治療を選択している.
Practice 医療技術
Keywords 基節骨骨折 (proximal phalanx fracture), 中手骨骨折 (metacarpal fracture), 保存療法 (conservative therapy), リハビリテーション (rehabilitation), ナックルスプリント (knuckle splint)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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