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アブストラクト

Title Heberden結節・Bouchard結節の治療とリハビリテーション
Subtitle 特集 / 手外科リハビリテーション診療
Authors 林原雅子*1, 松下久美*2
Authors (kana)
Organization *1鳥取大学医学部整形外科, 講師, *2鳥取大学医学部付属病院リハビリテーション部, 作業療法士
Journal MB Medical Rehabilitation
Volume
Number 244
Page 58-63
Year/Month 2020 / 1
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」手指変形性関節症であるHeberden結節 (DIP関節), Bouchard結節 (PIP関節) は疼痛や変形がみられる中高年女性に多い疾患である. 疼痛については自然軽快することも多く, 治療方針は内服, 運動療法, テーピング, 装具療法などの保存治療が主体である. 保温効果や適度な安定性が治療効果に寄与しており, 患者のニーズに応じた様々な装具が考案されている. しかし, 症状が強く, 日常生活に支障が出る場合は手術が行われる. Heberden結節に対しては, 除痛や変形改善を目的に関節固定術や関節形成術が行われることが多い. 一方, Bouchard結節では疼痛に加えて可動域制限も治療目的であり, 関節可動域の温存される関節形成術や人工関節置換術が行われることが多い. 人工関節置換術は掌側アプローチで比較的良好な治療成績が得られている. 術後は疼痛に応じて早期から可動域訓練を開始して, 可動域の維持, 改善に務める.
Practice 医療技術
Keywords ヘバーデン結節 (Heberden's nodule), ブシャール結節 (Bouchard's nodule), 変形性関節症 (osteoarthritis)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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