Title	急性呼吸不全の人工呼吸管理
Subtitle	特集 / リハビリテーション診療の現場で悩む呼吸トラブル対策 VII. 急性人工呼吸管理
Authors	渡辺太郎*1, 小谷透*2
Authors (kana)	わたなべたろう
Organization	*1昭和大学医学部集中治療医学講座, 助教, *2昭和大学医学部集中治療医学講座, 診療科長・教授
Journal	MB Medical Rehabilitation
Volume
Number	257
Page	77-85
Year/Month	2021 / 1
Article	報告
Publisher	全日本病院出版会
Abstract	「Abstract」 急性呼吸不全の酸素化不良, 換気不良を改善させるために人工呼吸療法は欠かせない治療手段である. しかし, 人工呼吸器による合併症である人工呼吸器関連肺傷害が急性呼吸窮迫症候群患者の生命予後に大きな影響を与えていることが明らかとなり, 人工呼吸器関連肺傷害を回避するための肺保護戦略は人工呼吸管理を行ううえで欠かせない概念となっている. 自発呼吸との同調性を向上させるなど人工呼吸器の性能は日々進歩し多様化している. その知識は膨大であり, すべてを理解することは容易ではない. しかし, 正しく使用できなければ結果的に患者に合併症をもたらす可能性があり, 人工呼吸患者に接する医療者は, 人工呼吸器と人工呼吸器が患者に及ぼす影響について常に知識を更新しておくことが必要である.
Practice	医療技術
Keywords	人工呼吸器 (mechanical ventilation), 急性呼吸不全 (acute respiratory failure), 急性呼吸窮迫症候群 (acute respiratory distress syndrome), 人工呼吸器関連肺傷害 (ventilator-associated lung injury)

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参考文献