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アブストラクト

Title 陸上競技 - ハムストリングの肉ばなれに対するリハビリテーション -
Subtitle 特集 / 種目別スポーツ リハビリテーション診療 - 医師の考え方・セラピストのアプローチ - 陸上競技
Authors 村上博之*
Authors (kana) むらかみひろゆき
Organization *村上鍼灸治療院, 院長
Journal MB Medical Rehabilitation
Volume
Number 269
Page 31-37
Year/Month 2021 / 12
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」陸上競技の高速走行中におけるハムストリングの肉ばなれの大半がスプリントタイプであり, 大腿二頭筋長頭に起こりやすい. スプリント動作中にハムストリングが伸長され, 筋活動量が高くなっていることが一要因と考えられている. 肉ばなれ受傷後は筋束長が短縮しやすく, 至適長が短縮することで伸長ストレスへの耐性能低下が生じ, 再発リスクが高まることが懸念されている. 至適長の短縮防止の側面から, 比較的早期より筋伸長位で積極的にトレーニングを行う必要がある. リハビリテーションにおいて, 伸長性トレーニングの導入が従来型のトレーニング実施よりも復帰を早めることが明らかになってきている. 再発予防には伸長性トレーニングのほかに, 下肢と体幹の運動連鎖や支持性の向上を目的としたメニューが求められる. ハムストリングを構成する各筋の構造的・機能的な特徴を考慮したリハビリテーションおよび予防トレーニングを検討することが重要である.
Practice 医療技術
Keywords 肉ばなれ(strain), ハムストリング(hamstring), スプリント走(sprint), 予防(prevention)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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