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アブストラクト

Title 栄養管理とレジスタンストレーニング
Subtitle 特集 / 咀嚼・嚥下機能の評価とトラブルシューティング - 窒息・誤嚥性肺炎の危機管理 - 摂食嚥下障害の治療
Authors 福岡達之*
Authors (kana)
Organization *広島国際大学総合リハビリテーション学部リハビリテーション学科言語聴覚療法学専攻, 准教授
Journal MB Medical Rehabilitation
Volume
Number 303
Page 62-68
Year/Month 2024 / 8
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」 サルコペニアは全身だけでなく, 嚥下関連筋にも生じる. 舌筋や舌骨上筋群の筋肉量低下は, サルコペニアとサルコペニアの摂食嚥下障害と関連がある. 嚥下過程において嚥下関連筋は食塊を推進する動力源であるため, サルコペニアでは, 筋肉量の減少や筋力低下を介して嚥下機能に悪影響を及ぼすと考えられる. 摂食嚥下リハビリテーションを必要とする患者の多くにサルコペニアの摂食嚥下障害がみられることから, 適切な評価と介入が重要である. サルコペニアの摂食嚥下障害の一因に栄養摂取量の不足による低栄養がある. 低栄養は嚥下障害の結果として生じるだけでなく, サルコペニアの発生や嚥下機能が悪化する原因になることに留意する必要がある. サルコペニアの摂食嚥下障害の予防と治療においては, 全身のサルコペニア対策と栄養療法, 嚥下関連筋群のレジスタンストレーニングが重要である.
Practice 医療技術
Keywords サルコペニア(sarcopenia), 低栄養(malnutrition), 摂食嚥下障害(dysphagia), レジスタンストレーニング(resistance training), リハビリテーション栄養(rehabilitation nutrition)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。