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アブストラクト

Title 凍結肩に対する機能評価からの治療戦略
Subtitle 特集 / 肩関節障害に対する機能評価からの治療戦略
Authors 山本宣幸*
Authors (kana)
Organization *東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座整形外科学分野, 准教授
Journal MB Medical Rehabilitation
Volume
Number 304
Page 15-18
Year/Month 2024 / 9
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」凍結肩の治療を考えるうえで重要なポイントがいくつかある. 患者が今, どの病期にいるのか, 何が主訴なのか, 機能障害は何か? などである. 病期に合わせた治療を選択する. 炎症期では疼痛のコントロールがメインとなり, 投薬や関節内注射を行う. 拘縮期と回復期では運動療法が主な治療となる. 凍結肩で生じる拘縮は主に肩甲上腕関節であり, 肩甲胸郭関節の動きが悪くなるのは重度の難治性拘縮のみである. 通常, 可動域制限は肩関節可動域の全方向でみられる. 運動療法を少なくとも6か月以上行っても可動域の改善傾向がみられない場合はブロック下のマニュピュレーション(受動術)や鏡視下関節包切離術が適応となる.
Practice 医療技術
Keywords 凍結肩(frozen shoulder), 肩関節拘縮(shoulder contracture), 肩甲帯機能(scapular function)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。