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アブストラクト

Title 肩甲骨骨折の治療
Subtitle 特集 : 肩周辺骨折の治療
Authors 菊川和彦*
Authors (kana) きくがわかずひこ
Organization *マツダ病院整形外科, 主任部長
Journal MB Orthopaedics
Volume 33
Number 12
Page 17-29
Year/Month 2020 / 11
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」肩甲骨骨折に関する最新の診断, 治療について総論, 部位別に分け, 詳述した. 総論ではまず解剖, 頻度, 分類, 受傷機転, 診断について述べた. 次に, 治療に難渋する肩甲帯部重複部損傷において, 治療法の選択の指針となるGossのSSSC理論と仲川の2階建構造理論を紹介した. 各論では, 関節窩骨折で主に現在行っている鏡視下, 鏡視補助下の手術(type Iは鏡視下に, II, IIIは主に鏡視補助下に, IV, V, VIは直視下手術の補助に)の実際について述べた. 頚部, 体部, 肩峰, 肩甲棘骨折については, 保存療法が主体であること, 手術適応, 手術の実際について述べた. 最後に烏口突起骨折は分類, 手術適応, 小切開による基部骨折に対する手術手技について述べた. 肩甲骨骨折は理解しにくい骨折の一つであるが, 骨癒合が良好で非荷重関節であるため, 病態を理解し治療すれば良好な治療成績が得られる骨折である.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 肩甲骨骨折(scapula fracture), 肩甲骨関節窩骨折(glenoid fracture), 診断(diagnosis), 骨接合術(osteosynthesis), 鏡視下骨接合術(arthroscopic reconstruction)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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