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アブストラクト

Title 膝靱帯損傷の診かた (前十字靱帯以外)
Subtitle 特集 : 下肢スポーツ損傷の診かた
Authors 武冨修治*
Authors (kana) たけとみしゅうじ
Organization *東京大学医学部整形外科学, 講師
Journal MB Orthopaedics
Volume 34
Number 2
Page 23-31
Year/Month 2021 / 2
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」本稿では内側側副靱帯(MCL)損傷, 後十字靱帯(PCL)損傷, 外側側副靱帯を含む後外側支持機構(PLC)損傷について解説する. いずれの損傷も不安定性の程度が治療法の選択に重要であるため, 徒手検査を十分習得する必要がある. MCL損傷では損傷部位と損傷形態により治療法が異なる. 特に脛骨からの引き抜き損傷は急性期修復術の適応である. PCL損傷は不安定性と合併する靱帯損傷により治療法を決定する. PLC損傷は複合靱帯損傷で問題になることが多く, 十字靱帯損傷を合併する場合, 一次修復を要することもある. いずれの損傷も単独損傷では保存療法が選択されることが多いが, 複合靱帯損傷に合併した場合, 手術を要することもあり, 徒手検査, MRIによる合併損傷の評価が重要である.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 内側側副靱帯損傷(medial collateral ligament injury), 後十字靱帯損傷(posterior cruciate ligament injury), 後外側支持機構損傷(posterolateral corner injury), 複合靱帯損傷(complex ligament injury), wave sign
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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