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アブストラクト

Title Jones骨折の診かた
Subtitle 特集 : 下肢スポーツ損傷の診かた
Authors 齋田良知*1, 西尾啓史*2
Authors (kana) さいたよしとも
Organization *1順天堂大学医学部スポーツ医学・再生医療講座, 特任教授, *2スポーツ医学・再生医療講座
Journal MB Orthopaedics
Volume 34
Number 2
Page 97-104
Year/Month 2021 / 2
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」第5中足骨疲労骨折(Jones骨折)はアスリートの下肢に好発するスポーツ損傷の一つである. この骨折を予防するためには, 日本における疫学やリスクファクターを知り, 予防戦略を立てる必要がある. また, この骨折は保存加療に抵抗性で再骨折も多いことから, 第5中足骨骨折を診たときには, それが急性外傷によるものなのか, 疲労骨折であるかの鑑別のもとに治療方針を立てる必要がある. 疲労骨折の場合は基本的には手術加療を選択することが多いが, この骨折は手術合併症が発生しやすいことでも知られており, 特に偏心性のスクリュー刺入は, リーミング時のthermal necrosisの誘因となるため慎重な手術操作が必要である. また, 術後にも再発例が認められるため, リハビリテーション期間中に選手ごとに可変性のリスクファクターを見つけ, 介入することが非常に重要である.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 第5中足骨疲労骨折(fifth metatarsal stress fracture), Jones骨折(Jones fracture), リスクファクター(risk factor), 予防(prevention)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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