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アブストラクト

Title X線 / CT / MRI検査の選択と異常所見
Subtitle 特集 : こどもの背骨の診かた 【画像編】
Authors 小谷俊明*
Authors (kana) こたにとしあき
Organization *聖隷佐倉市民病院, 院長補佐
Journal MB Orthopaedics
Volume 34
Number 4
Page 21-26
Year/Month 2021 / 4
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」こどもの脊椎疾患における画像診断は客観性があり主要なツールである. 主にX線, CT, MRIが用いられており, それぞれ長所と注意点がある. 側弯症のX線は臥位ではなく立位で撮影し, 被曝低減の面からPA (posteroanterior) viewが望ましい. また, Cobb角での評価は終椎の判断を誤らないように気をつける. CTは奇形や分離などの詳細な形態評価や術前プランニングとして有用である. MRIは側弯症における空洞症の合併の有無や腰椎分離症, または非典型的症状を認める場合に行う. 様々な手法で以前に比べて詳細な情報を得やすくなっているが, こどもは大人に比べても放射線による有害な影響を受けるリスクが高いため, それぞれの特徴を認識し, 不要な検査を避けなければならない.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords X線(radiograph), CT;computed tomography, MRI;magnetic resonance imaging, 脊椎(spine)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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