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アブストラクト

Title 膝関節手術における縫合術
Subtitle 特集 : 糸と結び - 整形外科的縫合マニュアル -
Authors 中川裕介*1, 古賀英之*2
Authors (kana) なかがわゆうすけ
Organization *1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科運動器外科学, 講師, *2教授
Journal MB Orthopaedics
Volume 34
Number 9
Page 75-86
Year/Month 2021 / 9
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」膝関節領域での縫合術として半月板縫合, 靱帯再建・修復, 伸展機構損傷における縫合術について我々の術式と用いている縫合糸, デバイスについて概説する. 半月板縫合手技として部位別に前節ではoutside-in法, 中節から後節にかけてinside-out法, 後節ではall-inside法, 後根断裂に対してpull-out法, 半月板逸脱を認める症例ではcentralization法を基本手技として, 症例に合わせて適宜応用して行っている. また前十字靱帯(ACL)損傷に伴って生じるramp lesionに対しては後内側ポータルからフックを用いたスーチャーリレーによる縫合を行う. 靱帯や腱の縫合では主にKrackow縫合, Bunnel縫合を用い3〜4回糸をかけ把持している. 使用する縫合糸はstrong sutureが以前は主体であったが, チーズカットのリスクを下げ, 強度の点で勝るテープ形状のものを用いる機会が増えている.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 半月板損傷(meniscus injury), 内側側副靱帯損傷(medial collateral ligament injury), 十字靱帯剥離骨折(cruciate ligament avulsion fracture), 伸展機構損傷(extensor mechanism injury)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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