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アブストラクト

Title 腫瘍 (2) : 転移性脊椎腫瘍の治療戦略
Subtitle 特集 : 脊椎の外科基本手技 II. 各論
Authors 横川文彬*1, 加藤仁志*2, 村上英樹*3
Authors (kana) よこがわのりあき
Organization *1金沢大学医学部整形外科学講座, 特任助教, *2助教, *3名古屋市立大学医学部整形外科学分野, 教授
Journal MB Orthopaedics
Volume 34
Number 10
Page 169-175
Year/Month 2021 / 10
Article 報告
Publisher 全日本病院出版会
Abstract 「Abstract」癌治療の進歩により癌患者の生命予後が著しく改善した結果, 脊椎転移の長期的な局所コントロールおよびSRE予防がますます重要となってきている. 最近注目されているNOMS frameworkは, neurologic, oncologic, mechanical stability, systemic diseaseの4つの観点から脊椎転移の治療選択を行うアルゴリズムであり, 臨床で遭遇する多くの脊椎転移が多発病変であることを踏まえると, 基本的には本アルゴリズムに基づいて治療戦略を立てることが望ましい. 一方で, NOMS frameworkには根治的手術の概念が組み込まれていないことに留意が必要である. 孤立性脊椎転移に対する根治的手術は, 長期的な局所コントロールのみならず, 癌腫によっては生命予後の延長をも期待できる治療法であるため, 脊椎転移の治療選択の際には根治的手術の適応についても十分に理解しておく必要がある.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 転移性脊椎腫瘍(metastatic spinal tumors), 治療戦略(treatment strategy), 根治的手術(radical surgery), 手術適応(surgical indication)
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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