アブストラクト
| Title | 年代別・レベル別の投球障害肩の病態 - 小学生から中高年野球まで - |
|---|---|
| Subtitle | 特集 : 世代別肩の痛み - 診療のポイントとアプローチ - |
| Authors | 菅谷啓之* |
| Authors (kana) | すがやひろゆき |
| Organization | *東京スポーツ&整形外科クリニック, 院長 |
| Journal | MB Orthopaedics |
| Volume | 35 |
| Number | 2 |
| Page | 9-14 |
| Year/Month | 2022 / 2 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 全日本病院出版会 |
| Abstract | 「Abstract」投球障害肩は, 年代やレベルを問わず投球フォーム自体の異常や身体機能障害による投球フォームの乱れが病因と考えられることが多い. そのため, まず第一に身体機能を正しく評価することが重要となる. 身体機能評価により異常が見つかれば定期的な理学療法を試み, 理学療法に反応しない場合は解剖学的な破綻を視野に入れ画像診断・手術を検討する. 本稿では年代およびレベルを, 骨端線閉鎖前の小中学生, 閉鎖後の高校・大学生, 社会人 (プロ), 草野球などレクリエーションレベル, そして中高年とに分け, それぞれの病態につき詳述する. |
| Practice | 臨床医学：外科系 |
| Keywords | 投球障害 (baseball shoulder injury), 骨端線 (epiphyseal), 身体機能評価 (physical function evaluation) |
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参考文献
- 1) 菅谷啓之ほか:我が国における投球障害(肩・肘)の現状と対策. 日本臨床スポーツ医学会誌. 26(3):293,2018.
- 2) 菅谷啓之:投球障害肩の現況. 日本臨床スポーツ医学会誌. 26(3):297-299,2018.
- 3) 菅谷啓之:IV 投球障害の病態と治療方針. 投球障害の全体像. 野球の医学〜競技現場のニーズに応じた知誠と技術. 初版. 菅谷啓之ほか編. 114-119, 文光堂, 2015.
- 4) 菅谷啓之:投球障害肩の診断と治療戦略〜我々の治療方針と成績. 整スポ会誌, 33:246-252,2013.
- 5) 鈴木 智ほか:投球障害肩および肘に対する理学療法-船橋整形外科方式-. 臨床スポーツ医学. 32(臨時増刊号):52-57,2015.
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- 6) 菅谷啓之ほか:I. コンディショニングの概要医学的診断・治療に有用なコンディショニング関連情報:上肢. 臨床スポーツ医学. 28(臨時増刊号):21-27,2011.
- 7) 菅谷啓之:上肢のスポーツ障害に対するリハビリテーション. 関節外科. 29(4月増刊号):148-158,2010.
- 8) 大西和友ほか:野球選手のSLAP損傷の手術成績. JOSKAS. 41:34-35,2016.
