Title	【経皮下縫合術】 新鮮アキレス腱損傷に対する手術療法 : エコーガイド下縫合術
Subtitle	特集 : アキレス腱損傷 - 最近の治療スタンダード -
Authors	岩本航*1, 丸子誉士宏*2
Authors (kana)
Organization	*1江戸川病院スポーツ医学科, 部長, *2同科
Journal	MB Orthopaedics
Volume	37
Number	11
Page	22-28
Year/Month	2024 / 10
Article	報告
Publisher	全日本病院出版会
Abstract	「Abstract」 アキレス腱断裂の治療には保存療法と手術療法があり, それぞれ利点と欠点が存在する. 保存療法は侵襲が少ない一方で再断裂が懸念され, 手術療法は再断裂のリスクは低いが感染などの合併症の問題がある. 当院ではその中間的な立ち位置となりうるエコーガイド下経皮的アキレス腱縫合術を考案し行っている. エコーを用いることで, 腓腹神経損傷を回避しながらアキレス腱断端の正確な縫合が可能となり, 合併症を最小限に抑えることができる. 当院で行った14例の中期成績では, 再断裂は1例で, 腓腹神経損傷や有意な腱延長は認めなかった. Achilles tendon Total Rupture Score(ATRS)の平均値は95.3で, 良好な機能回復も確認された. これらの結果から, エコーガイド下経皮的アキレス腱縫合術は, 今後アキレス腱断裂の治療の新たな選択肢の一つとして期待される.
Practice	臨床医学：外科系
Keywords	アキレス腱断裂(Achilles tendon rupture), 経皮的アキレス腱縫合術(percutaneous Achilles tendon repair), エコーガイド下手術(ultrasound guided surgery)

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