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アブストラクト

Title 新生児・乳児の透析
Subtitle 特集 透析療法の課題と展望2020 【各論】
Authors 三浦健一郎**, 服部元史**
Authors (kana)
Organization **東京女子医科大学 腎臓小児科
Journal 腎と透析
Volume 88
Number 5
Page 659-665
Year/Month 2020 / 5
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」新生児・乳児の透析においては, 体外循環による急性血液浄化療法・腹膜透析(PD)ともに透析用カテーテルの適切な選択・留置が鍵となるが, しばしば困難を伴う. 特に体外循環による急性血液浄化療法は, 特別な装置やバスキュラーアクセスを必要とし, これまで限られた施設でのみ行われてきた. しかし近年, 小児用装置とデバイスの進歩および関連ガイドラインの整備により, 新生児・乳児における体外循環による急性血液浄化療法が普及しつつある. 維持透析療法においては主にPDが行われるが, 新生児期・乳児期は水分・栄養管理や合併症の管理において特別な注意を払う必要がある. 本稿では, 体外循環による急性血液浄化療法と維持透析療法〔血液透析(HD)・PD〕について, 新生児・乳児における適応, 方法および注意点を概説する. 「I 体外循環による急性血液浄化療法」「1. 本邦における動向」新生児・乳児における体外循環による急性血液浄化療法は, その特殊性や手技的な困難さにより, 最適な施行方法はまだ試行錯誤の状態にあり, 施行できる施設は未だ限られている.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 新生児, 乳児, 急性血液浄化療法, 血液透析, 腹膜透析
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

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