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アブストラクト

Title ANCA関連血管炎に対するリツキシマブ治療
Subtitle 特集 急速進行性腎炎症候群 - Up date 【トピックス】
Authors 長坂憲治**
Authors (kana)
Organization **青梅市立総合病院 リウマチ膠原病科
Journal 腎と透析
Volume 91
Number 3
Page 450-454
Year/Month 2021 / 9
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」 抗CD20モノクローナル抗体であるリツキシマブ(RTX)は, 細胞表面にCD20を発現するB細胞を除去することで免疫抑制作用を発揮する. 近年, 顕微鏡的多発血管炎(MPA)および多発血管炎性肉芽腫症(GPA)に対するRTXの有効性が特に寛解維持治療において多数報告され, 両疾患における使用法がほぼ確立された. さらに, RTXと併用するグルココルチコイド(GC)の低減も試みられている. 本稿では抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(AAV)に対するRTX療法の有効性と安全性について, MPAとGPAを中心に概説する. 「I MPAおよびGPAに対するRTX治療」「1. 寛解導入治療」 MPA, GPAを対象に行われた2つのランダム化比較試験(RAVE, RITUXVAS)によってGC+RTXの有効性と安全性がGC+シクロホスファミド(CY)と同等であることが示され, GC+RTXがMPA, GPAに対する寛解導入の標準治療として用いられるようになった.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords ANCA関連血管炎, リツキシマブ, 寛解導入治療, 寛解維持治療
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

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