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アブストラクト

Title 糖尿病性腎症に合併した高血圧に対するARNIへの期待
Subtitle 特集 糖尿病性腎症研究の最前線 糖尿病性腎症治療における新展開
Authors 真鍋昌平*1, 有馬秀二*2
Authors (kana)
Organization *1近畿大学奈良病院腎臓内科, *2近畿大学医学部腎臓内科
Journal 腎と透析
Volume 96
Number 2
Page 246-250
Year/Month 2024 / 2
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」糖尿病では高血圧の合併率が高く, 腎保護のためにも厳格な血圧管理が求められる. しかしながら, 糖尿病合併高血圧では血圧コントロールが不良なことが多く, 腎機能の悪化とともにさらに増悪する. 本稿では糖尿病関連腎臓病(diabetic kidney disease: DKD)ではなく, 糖尿病による腎障害である糖尿病性腎症を対象として, 高血圧の病態とサクビトリルバルサルタン〔アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(angiotensin receptor neprilysin inhibitor: ARNI)〕への期待について概説する. 「[I] 糖尿病性腎症に合併する高血圧の特徴」糖尿病患者における高血圧の合併率は, 非糖尿病患者に比べ約2倍高く, 高血圧患者における糖尿病の合併率は非高血圧患者に比べ2〜3倍高い. 糖尿病患者が高率に高血圧を発症する一因として, 肥満やインスリン抵抗性を共通の背景因子とすることが挙げられる.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords ARNI食塩感受性高血圧, 圧利尿曲線, 髄質血流
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献

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