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アブストラクト

Title 銅・亜鉛欠乏に起因する貧血症と鑑別診断
Subtitle 特集 腎と微量元素 - 鉄・銅・亜鉛を中心に 総論
Authors 高見昭良*
Authors (kana)
Organization *愛知医科大学内科学講座血液内科
Journal 腎と透析
Volume 97
Number 5
Page 673-676
Year/Month 2024 / 11
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」貧血の原因は多彩であり, 微量金属の欠乏に起因して貧血が生じることがある. 本稿では, 特に臨床的に重要な, 銅・亜鉛欠乏に起因する貧血の診断と治療について概説する. 「I 銅欠乏による貧血」「1. 病態」セルロプラスミンとヘファエスチンは, 銅を構成要素とするフェロキシダーゼであり, 鉄を酸化してトランスフェリンに結合させる役割を担う. この酸化による鉄の供給は, エリスロポエチンが赤血球前駆細胞の分化と成熟を促進するために不可欠である. 銅欠乏によるフェロキシダーゼ活性の低下は, 血中鉄とエリスロポエチンの活性を低下させ, 鉄利用障害性貧血を引き起こす. また, 銅はヘム合成や鉄の吸収にも関与し, 欠乏するとこれらが抑制される. 鉄は白血球の産生にも利用されるため, 銅欠乏によって鉄利用障害が生じると無効造血や白血球減少が生じる. さらに, 銅欠乏は血小板の産生や機能にも影響を与えると考えられている.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords copper deficiency, zinc deficiency, メタロチオネイン, 亜鉛製剤誘発性銅欠乏
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