アブストラクト
| Title | 2. 微小変化型ネフローゼ症候群 : 成人 |
|---|---|
| Subtitle | 腎疾患の診断と治療 最前線 II 各論1◆糸球体疾患 (診断と治療) |
| Authors | 猪阪善隆* |
| Authors (kana) | |
| Organization | *大阪大学大学院医学系研究科腎臓内科学 |
| Journal | 腎と透析 |
| Volume | 97 |
| Number | 増刊 |
| Page | 67-71 |
| Year/Month | 2024 / |
| Article | 報告 |
| Publisher | 東京医学社 |
| Abstract | 「1 はじめに」ネフローゼ症候群は, 腎糸球体係蹄障害による蛋白透過性亢進に基づく大量の尿蛋白と, これに伴う低アルブミン血症を特徴とする症候群である. 「(1) 診断基準」ネフローゼ症候群の診断基準は, 2011年の厚生労働省難治性疾患克服研究事業進行性腎障害に関する調査研究班により改訂された. 膠原病やアミロイドーシスなどを原因とする二次性ネフローゼ症候群においては高ガンマグロブリン血症のため低蛋白血症を呈さない場合もあることから, 従来の診断基準の必須条件であった「低蛋白血症(または低アルブミン血症)」は, 「低アルブミン血症(血清アルブミン値3.0g/dL以下)」に改訂されている. また, 「随時尿による尿蛋白/クレアチニン比が3.5g/gCr以上」も「尿蛋白3.5g/日以上」に準ずる. 治療効果判定基準と治療反応による分類も整理されている. 「(2) 病態」糸球体係蹄を構成する内皮細胞や糸球体基底膜の糖鎖荷電によるチャージバリア機能や係蹄基底膜の網状構造, 糸球体上皮細胞の足突起間のスリット膜のサイズバリア機能が障害されると, 蛋白尿が出現する. |
| Practice | 臨床医学:内科系 |
| Keywords | 浮腫, 蛋白尿選択性, ステロイド, 寛解, 再発 |
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