アブストラクト
| Title | 高血圧管理の課題と新しい高血圧ガイドラインの意義 |
|---|---|
| Subtitle | 特集 高血圧診療 Update 総論 |
| Authors | 崎間敦*1, 大屋祐輔*2 |
| Authors (kana) | |
| Organization | *1琉球大学グローバル教育支援機構保健管理部門, *2一般財団法人北部医療財団 |
| Journal | 腎と透析 |
| Volume | 98 |
| Number | 4 |
| Page | 398-402 |
| Year/Month | 2025 / 4 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 東京医学社 |
| Abstract | 「はじめに」降圧治療の進歩と治療率の向上は, 脳心血管病リスクの低減に大きく寄与してきたが, 高血圧管理には多くの課題も残っている. わが国の高血圧治療ガイドラインの起源は, 高血圧治療ガイドライン2000年版(JSH2000)である. その発表後, その時点における最良のエビデンス, 国際的ガイドラインなどをもとに改訂を重ね, 高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)に至った. JSH2019は, 教科書的記載に加えて, 日本医療機能評価機構EBM普及推進事業(Medical Information Distribution Service:Minds)に準拠したシステマティックレビュー(SR)を新たに導入し, エビデンスに基づいたガイドラインとなった. 新ガイドラインにおいては, JSH2019の作成法に準拠した従来の高血圧治療に関する推奨に加えて, 国民の血圧管理を向上させるための高血圧対策を示すことを目指している. 本稿では, 高血圧管理の課題およびガイドライン改訂について概説する. |
| Practice | 臨床医学:内科系 |
| Keywords |
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