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アブストラクト

Title 小児副鼻腔炎
Subtitle 特集 副鼻腔炎診療は変わったか? 最新の疾患別マネジメント
Authors 柏木隆志*
Authors (kana)
Organization *獨協医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科
Journal JOHNS
Volume 39
Number 2
Page 169-172
Year/Month 2023 / 2
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」本稿では小児と成人における副鼻腔発育の違いや, 保存的治療の方法, どのような症例に対して手術治療が適応になるか, そして小児副鼻腔炎における手術加療の実際などを概説する. 「小児の副鼻腔発育」まずは小児と成人は副鼻腔の構造が違うことを認識する必要がある. Wolfらは新生児から12歳までの小児の頭蓋骨および遺体102体を解剖し, 小児副鼻腔の発育を表1のように報告している. これらのデータは特に手術が必要な小児副鼻腔炎の患者の解剖を理解するにあたって重要である. 「小児副鼻腔炎の保存的加療」「1. 小児急性副鼻腔炎」小児の急性鼻副鼻腔炎は, 日常外来診療で頻回に遭遇し治療されている. しかし起炎菌の耐性化により難治症例が増加している. このような難治性の急性鼻副鼻腔炎が増加している状況に適切に対応するために「急性鼻副鼻腔炎 診療ガイドライン2010年度版」が作成された.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 小児, 副鼻腔炎, 保存的内視鏡下副鼻腔手術
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献

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