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アブストラクト

Title 橋本脳症
Subtitle 特集 内分泌・代謝性疾患のエマージェンシー 各論 内分泌疾患
Authors 廣岡孝陽*
Authors (kana)
Organization *北里大学医学部精神科学
Journal 成人病と生活習慣病
Volume 48
Number 10
Page 1090-1099
Year/Month 2018 / 10
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「要旨」・橋本脳症は, 慢性甲状腺炎(橋本病)に伴うさまざまな神経精神症状をきたす疾患(脳症)である. ・橋本脳症の病因や病態は, 解明されていない点がまだ多く存在している. ステロイドに良好な反応を示すことから自己免疫的機序を背景にした疾患であることが広く知られている. ・橋本脳症の急性期の症状は多彩で, 痙攣, 意識障害, 認知機能障害, 不随意運動や歩行障害, 錯乱や幻覚・妄想の頻度が高い. ・橋本脳症は広い臨床スペクトラムを有しているため, 複数の診療科で遭遇し得る疾患である. ・橋本脳症には明確な診断基準がないため, 診断に苦慮することが少なくない. 臨床的特徴を十分に知り, 橋本脳症を念頭に置き診療に向かう姿勢が重要である. ・橋本脳症の定まった治療ガイドラインはないが, ステロイド療法により多くの例で治療可能性が高い. 臨床的に自己免疫性脳疾患の診断が示唆されれば, 自己抗体の結果を待たずにステロイド療法を試みる価値がある. ・橋本脳症の再発例やステロイド使用が困難な例では, アザチオプリンの投与, 免疫グロブリン静注療法や血漿交換が選択されることがある.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に3,443円(税込) です。

参考文献

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