~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 急性虫垂炎 (スコア)
Subtitle 特集 最新のリスク・重症度分類に応じた治療
Authors 鈴木信*, 島田脩平**, 黒岩実**
Authors (kana)
Organization *群馬大学大学院総合外科学講座小児外科学分野, **東邦大学医療センター大森病院小児外科
Journal 小児外科
Volume 52
Number 6
Page 590-593
Year/Month 2020 / 6
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」急性虫垂炎は小児急性腹症においては, まず念頭におくべき疾患である. 一般に, 小児期に発症する急性虫垂炎は学童期以後の10〜14歳での発症がもっとも多いが, 6歳以下, 幼児例での発症も決してまれではない. とくに年少児では成人と異なって症状の訴えが不確実で診断が遅れることや, 虫垂壁が薄いなどの特徴から病状の進行が早く穿孔率が高い. そのため, 汎発性腹膜炎や腫瘤(膿瘍)形成性虫垂炎まで進行した症例も数多く経験する. 2017年に日本小児救急医学会から「小児急性虫垂炎診療ガイドライン」が発表され, 急性虫垂炎のスコアリングシステムに対しては, 画像診断などの二次評価を開始する前の初期診療における一次評価(スクリーニング)としての有用性が示されている. 本稿では急性虫垂炎の診断に関し, これまでに提唱されているスコアリングシステムを中心に概説する.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

参考文献

残りの5件を表示する