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アブストラクト

Title 胆道閉鎖症
Subtitle 特集 最新のリスク・重症度分類に応じた治療
Authors 佐々木英之*, 仁尾正記
Authors (kana)
Organization *東北大学医学部小児外科
Journal 小児外科
Volume 52
Number 6
Page 603-606
Year/Month 2020 / 6
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」胆道閉鎖症(本症)の診療に際しては, 「早期診断」, 「葛西手術の成績向上」, 「良好な長期QOL獲得」が重要な課題である. この課題を克服するために, 適切なリスク・重症度分類と正確な病態評価を基に診療を行うことが肝要と考える. 本稿では, 本症診療における術前のリスク因子および術後の重症度分類を示し, それぞれの状況における治療方針を概説する. 「I. 術前のリスク因子」「1. 出血性合併症」本症の出血性合併症は胆汁うっ滞によるビタミンK欠乏性の凝固障害である. 2017年までの胆道閉鎖症全国登録事業3,362例の集計(JBAR2017)によると, 病的出血を認めた症例は314例(9.3%)である. このうち159例と病的出血症例の50.6%が頭蓋内出血である. また, プロトロンビン時間国際標準化比(PT-INR)が1.15以上の症例は26.4%(182例中48例)に認められていた.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献

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