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アブストラクト

Title 急性膵炎
Subtitle 特集 最新のリスク・重症度分類に応じた治療
Authors 箕輪圭*, 鈴木光幸, 清水俊明
Authors (kana)
Organization *順天堂大学医学部小児科
Journal 小児外科
Volume 52
Number 6
Page 613-617
Year/Month 2020 / 6
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」急性膵炎とは, なんらかの原因によって膵酵素が膵内間質組織に逸脱し, 活性化されることにより生じる膵の自己消化である. 成因としては薬剤性, 感染症, 外傷, 胆道拡張症や膵・胆管合流異常などの解剖学的異常がある. 2008年, 成人領域では厚生労働省難治性膵疾患に関する調査研究班により現行の重症度判定基準が作成され, 重症度に応じた適切な初期治療が行われるようになってきた. しかし, この判定基準には小児の生理学的な特徴が加味されていない. 2015年にわれわれは, 小児の体格や年齢を考慮した新たな重症度判定基準を提唱した. 本稿では, この小児重症度判定基準をふまえた経過観察のポイントと治療について解説する.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
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参考文献