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アブストラクト

Title 先天性水腎症・膀胱尿管逆流
Subtitle 特集 最新のリスク・重症度分類に応じた治療
Authors 河野美幸*
Authors (kana)
Organization *金沢医科大学小児外科
Journal 小児外科
Volume 52
Number 6
Page 618-622
Year/Month 2020 / 6
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」先天性水腎症と膀胱尿管逆流(vesicoureteral reflux: VUR)は, 小児泌尿器科のなかでもっともよく遭遇する疾患である. しかしその管理方法については, いまだコンセンサスが得られていない問題も多くある. それぞれの管理方法について概説する. 「I. 先天性水腎症」水腎症とは腎盂・腎杯が尿の停滞や逆流などにより拡張した病態である. 先天性水腎症の原因としては腎盂尿管移行部通過障害(ureteropelvic junction obstruction: UPJO)によるものがもっとも多く, ついでVUR, 膀胱尿管移行部通過障害, 後部尿道弁などによるものがある. 原因は種々あるが, 一般に小児先天性水腎症といえば頻度のもっとも多いUPJOを意味する. UPJOの病因として内因性と外因性や, 両者を明確に区別できず, 重複しているものもある.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

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