アブストラクト
| Title | 新生児壊死性腸炎, 特発性腸穿孔, 胎便栓症候群 (腹部単純X線, 超音波, 注腸造影) |
|---|---|
| Subtitle | 特集 小児外科医が習得すべき検査 - 手技と診断 |
| Authors | 田附裕子* |
| Authors (kana) | |
| Organization | *大阪大学大学院医学系研究科外科学講座小児成育外科学 |
| Journal | 小児外科 |
| Volume | 52 |
| Number | 8 |
| Page | 831-835 |
| Year/Month | 2020 / 8 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 東京医学社 |
| Abstract | 「はじめに」低出生体重児における急性腹症や急性腹症を疑う場合には, 迅速な対応が必要である. また, この診断には画像検査が必須である. 本稿では, 新生児壊死性腸炎(necrotizing enterocolitis:NEC), 特発性腸穿孔(spontaneous intestinal perforation:SIP), 胎便栓症候群(meconium plug syndrome)の診断における, 特徴的な画像診断について概説する. 「I. 壊死性腸炎」NECは低出生体重児に発生することが多いため, 腸管の未熟性が発症に関与しているといわれている. そのほか, 出生時の蘇生, 人工呼吸, 仮死, 低体温, 無呼吸, 呼吸窮迫症候群, 胎児発育不全, 動脈管開存, 臍動脈カテーテル留置, 人工乳, 多血症, 輸血, 交換輸血, チアノーゼ性心疾患などが発症要因として報告されている. |
| Practice | 臨床医学：外科系 |
| Keywords |
- 全文ダウンロード： 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。
参考文献
- ・ Blickman H(著), 相原敏則(監訳) : 必修 小児の画像診断, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 東京, 2002
- ・ 窪田昭男, 奥山宏臣(編) : 最新 新生児外科学, ぱーそん書房, 東京, 2019
