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アブストラクト

Title 気管ファイバー使用による, 胸腔鏡下食道閉鎖症手術における安全性の向上
Subtitle 特集 小児内視鏡外科手術と医療安全 第120回東京小児外科研究会より
Authors 深田彩加*, 澁谷聡一*, 越智崇徳*, 片岡久実**, 西村欣也**, 山高篤行*, 古賀寛之*
Authors (kana)
Organization *順天堂大学医学部附属順天堂医院小児外科, **同 麻酔科
Journal 小児外科
Volume 56
Number 3
Page 255-259
Year/Month 2024 / 3
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」内視鏡手術手技の進歩に伴い, 先天性食道閉鎖症に対する胸腔鏡下手術は標準術式として確立されつつある. 胸腔鏡下手術は, 創が小さく術後の痛みが少ない点, 開胸を避けることで術後の胸郭変形を防ぐことができるという点に加えて, 直接肺を圧排せずとも気胸による肺の虚脱で視野を確保することが可能であることから, 術後の呼吸器合併症が少なく, 術後回復が早いという利点がある. 一方で, 狭い術野で精度の高い吻合手技を求められること, 解剖の誤認による重篤な合併症のリスクがあることから, 小児内視鏡手術において最も難易度が高いと考えられている. 特にC型食道閉鎖症で気管食道瘻(tracheoesophageal fistula:TEF)が気管支分岐部の背側に潜り込むように開口しているような症例では同定が困難となり, 過剰な剥離により気管および食道を損傷するリスクがある.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献

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