アブストラクト
Title | 経腸栄養 |
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Subtitle | 特集 必携小児外科レジデントマニュアル 1 |
Authors | 田附裕子* |
Authors (kana) | |
Organization | *兵庫医科大学消化器外科学小児外科 |
Journal | 小児外科 |
Volume | 56 |
Number | 8 |
Page | 817-824 |
Year/Month | 2024 / 8 |
Article | 報告 |
Publisher | 東京医学社 |
Abstract | 「はじめに」経腸栄養剤を使用する場合は, それぞれの経腸栄養剤の組成と特徴を理解して使用することが重要である. 特に, 小児において使用できる経腸栄養剤は少ないため, 小児用でない経腸栄養剤を乳幼児に使用する場合, 必要熱量だけでなく必要水分量や栄養素などの調整を行う必要がある. 「I. 経腸栄養剤の種類」栄養剤は, 自然食品流動食(普通流動食, ミキサー食, 天然濃厚流動食)と人工濃厚流動食(成分栄養剤, 消化態栄養剤, 半消化態栄養剤)に分類される. 普通流動食とミキサー食以外の栄養剤が, 天然濃厚流動食と人工濃厚流動食となる. さらに, 経腸栄養剤は窒素源の分解の程度で分類され, 栄養障害の程度, 消化吸収障害の病態(疾患), 消化吸収機能に応じて, 成分栄養剤, 消化態栄養剤, 半消化態栄養剤に分類される. 成分栄養剤は, 窒素源がアミノ酸レベルまで分解された栄養剤で, 蛋白質に関する消化の必要はない. |
Practice | 臨床医学:外科系 |
Keywords |
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