アブストラクト
| Title | 胆道閉鎖症 |
|---|---|
| Subtitle | 特集 小児外科疾患の発生を考える |
| Authors | 佐々木英之* |
| Authors (kana) | |
| Organization | *宮城県立こども病院外科 |
| Journal | 小児外科 |
| Volume | 57 |
| Number | 8 |
| Page | 846-850 |
| Year/Month | 2025 / 8 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 東京医学社 |
| Abstract | 「はじめに」胆道閉鎖症(以下, 本症)は新生児期から乳児期早期に閉塞性黄疸を呈する代表的疾患であるが, その病因はいまだ不明である. 葛西手術ならびに肝移植術の進歩と普及により本症の治療成績は改善している. しかし, 胆道閉鎖症全国登録事業のデータでは1年および20年の自己肝生存率はそれぞれ76.8%, 44.4%であり, いまだ十分な成績とはいえない状況である. 本症の治療成績向上のためにも病因への理解を深めて研究を進展させることは重要である. 本稿では現状における本症の病因論を概説する. 「I. 胆道系の発生」ヒトでは, 胎生4週頃に原始腸管の前腸内胚葉の十二指腸領域から肝, 肝外胆管, 胆嚢, 腹側膵の原基である肝窩が発生する. 肝窩は肝細胞索, 肝内胆管が形成される頭側部分と肝外胆管, 胆嚢や腹側膵を形成する尾側部分に分かれる. 肝内胆管は, 胎生第5〜6週頃に肝窩より発生する肝芽細胞に由来する胆管板(ductal plate)から形成される. |
| Practice | 臨床医学:外科系 |
| Keywords |
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