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アブストラクト

Title 異所性静脈瘤による出血 - 異所性静脈瘤の診断と治療
Subtitle 特集 消化管出血のすべて 【各論】 IV. その他
Authors 加藤恒孝*1, 引地拓人*1, 中村純*1, 橋本陽*1, 佐藤雄紀*2, 入江大樹*2, 柳田拓実*2, 高木忠之*2, 大平弘正*2
Authors (kana)
Organization *1福島県立医科大学附属病院内視鏡診療部, *2福島県立医科大学医学部消化器内科学講座
Journal 消化器内視鏡
Volume 35
Number 4
Page 531-537
Year/Month 2023 / 4
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」肝硬変症をはじめとする門脈圧亢進症では, 側副血行路として食道・胃静脈瘤が合併することが知られている. 一方, それら以外の部位に発生する消化管静脈瘤は「異所性静脈瘤」と称され, 発生頻度が低く, 血行動態が複雑であることも多い. 異所性静脈瘤の治療は, 一定のコンセンサスはなく, 食道静脈瘤や胃静脈瘤に準じて, 各施設の得意な方法で行われているのが現状である. 本稿では, 異所性静脈瘤の診断や内視鏡治療の選択, 内視鏡治療時のトラブルシューティングに関して解説する. 「I. 【総論】異所性静脈瘤の臨床像」「1. 発生部位と背景疾患」日本門脈圧亢進症学会で実施した2001〜2005年の全国調査で, 異所性静脈瘤173例が集積された. 部位は直腸が77例(44.5%)と最も多く, 十二指腸57例(32.9%), 小腸11例(6.4%), 吻合部10例(5.8%)の順で, つづいて胆道, 人工肛門, 横隔膜であった.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 異所性静脈瘤, 門脈圧亢進症, 内視鏡治療
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献

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