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アブストラクト

Title LH-RH負荷試験
Subtitle 小児医療, そしてその先へ2 特集 小児の負荷試験 2019 性線系機能検査
Authors 水野晴夫*
Authors (kana)
Organization *国際医療福祉大学医学部小児科学
Journal 小児内科
Volume 51
Number 4
Page 443-446
Year/Month 2019 / 4
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「適応」視床下部-下垂体-性腺の異常をきたす疾患が疑われ, 性腺刺激ホルモン放出ホルモン (LH-RH) に対する下垂体からの性腺刺激ホルモン (ゴナドトロピン) 分泌を評価することで病態を明らかにする一助として行う検査である. 具体的に小児では, (1) 思春期早発・遅発など, 思春期発来異常を診断する場合, (2) 生直後に性腺形成不全, 外性器異常を伴う性分化異常症などがあり, それらの診断の一助としたい場合に適応となる. ゴナドトロピン基礎値は, 健常児でも, 月齢, 年齢, 性別によって特異な推移をとる. この推移を十分に認識していれば (1), (2) のどちらも, 異常の程度が強い場合には, 検査を行う年月齢にもよるがゴナドトロピン基礎値の評価のみでも病態が判断できる. 基礎値のみで判断ができない場合に, LH-RH負荷試験を行う意義がある. 「具体的方法」食事, 運動, ストレスの影響を受けにくいので, 必ずしも早朝空腹時に行う必要はない.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

参考文献