~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 3. 細菌感染症 6) 肺炎マイコプラズマ・肺炎クラミドフィラ感染症
Subtitle 小児臨床検査2024 XIII. 感染症検査
Authors 大石智洋
Authors (kana)
Organization 川崎医科大学臨床感染症学
Journal 小児内科
Volume 56
Number 増刊
Page 611-613
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)および肺炎クラミドフィラ(Chlamydophila pneumoniae)はいずれも小児下気道感染症における重要な病原体である. また, β-ラクタム系抗菌薬の効果がないなど, 治療薬が一般細菌とは異なるため, その診断は重要である. 本稿では, 両菌における検査方法, 診断に用いる際の注意点(結果の解釈など), 診断基準(基準値含む)について, 概説する. 「[1] 検査方法」「1) 肺炎マイコプラズマ」肺炎マイコプラズマの検査方法として, 培養, 抗原検査, 核酸増幅法, 血清診断が挙げられ, 以下, その特徴について述べる. 「(1) 培養」細菌検査のゴールドスタンダードであるが, 肺炎マイコプラズマは, 菌の生育までに約2週間を要することや, PPLO培地という特殊培地を必要とするため, 日常の診療では用いられない(研究目的で筆者の施設を含めたごく一部の施設で実施している).
Practice 臨床医学:内科系
Keywords マイコプラズマ, クラミドフィラ, 肺炎
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。