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アブストラクト

Title 4. ウイルス感染症 5) RSウイルス・ヒトメタニューモウイルス感染症
Subtitle 小児臨床検査2024 XIII. 感染症検査
Authors 平川賢史
Authors (kana)
Organization 札幌医科大学医学部小児科学講座
Journal 小児内科
Volume 56
Number 増刊
Page 635-637
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「[1] 検査の意義と適応」2015年にInternational Committee on Taxonomy of Viruses(ICTV)において分類が見直され, RSウイルス(respiratory syncytial virus: RSV)はニューモウイルス科オルトニューモウイルス属ヒトオルトニューモウイルス, ヒトメタニューモウイルス(human metapneumovirus: hMPV)はニューモウイルス科メタニューモウイルス属ヒトメタニューモウイルスとなった. RSVとhMPVはともに小児に呼吸器感染症をひき起こす原因ウイルスの一つであり, 主にRSVは乳児, hMPVは幼児に高率に下気道炎をひき起こすことが知られている. また無呼吸など重篤な呼吸障害をきたすこともある. 感染経路は主に接触感染で, 家庭内や保育園・幼稚園などで感染が拡大しやすい. RSVのワクチンは2023年11月の時点で, 高齢者向けのものが承認されているのみである.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords RSウイルス, ヒトメタニューモウイルス, 抗原迅速検査, マルチプレックスPCR検査
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。