アブストラクト
| Title | 尿膜管遺残 |
|---|---|
| Subtitle | 特集 日常診療に役立つ新生児外科系疾患の知識 小児外科 |
| Authors | 岸陽子, 池田均 |
| Authors (kana) | きしようこ, いけだひとし |
| Organization | 獨協医科大学埼玉医療センター小児外科 |
| Journal | 周産期医学 |
| Volume | 50 |
| Number | 2 |
| Page | 206-208 |
| Year/Month | 2020 / 2 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 東京医学社 |
| Abstract | 「はじめに」胎生期に尿膜(allantois)から発生した尿膜管が出生後にも残った状態を尿膜管遺残とよぶ. 尿膜管遺残の形態は尿膜管開存(尿膜管瘻), 尿膜管洞, 尿膜管嚢胞, 膀胱憩室などに分類されるが, 実際にはこのような古典的肉眼分類に当てはまらない組織学的レベルの遺残も多い. すなわち尿膜管は出生後に膀胱が骨盤腔へ下降するとともに尾側へ牽引され, 臍側は結合織性の索状物である正中臍索となる. 他方, 膀胱側には出生後も管腔構造が残るとされ, 成人期に達しても線維性索状物の中に内腔や上皮が認められ, これは消失しないともいわれる. したがって尿膜管遺残自体は必ずしも病的な状態とはいえないが, これに症状を伴うと尿膜管遺残症となる. 臨床的に問題となる尿膜管遺残症は尿膜管開存(尿膜管瘻)および感染性尿膜管遺残症である. 前者は新生児期に診断され, 根治術の対象となる. |
| Practice | 臨床医学:外科系 |
| Keywords |
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参考文献
- 1) 岸 陽子, 菊地健太, 大串健二郎, 他:待機的尿膜管摘除術の適応に関する検討. 日小外会誌 54:236-241,2018


