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アブストラクト

Title 未熟児網膜症
Subtitle 特集 How to Follow-up - ハイリスク児フォローアップの必修知識 2023 疾患別・領域別のフォローアップ 退院時にみられる疾患・合併症のフォローアップ : 眼科疾患
Authors 日下俊次*
Authors (kana)
Organization *近畿大学医学部眼科学教室
Journal 周産期医学
Volume 53
Number 4
Page 657-660
Year/Month 2023 / 4
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」未熟児網膜症は, 出生時の網膜血管の未熟性を基盤として発症する疾患で, 現在でも小児失明原因の上位を占める重要な疾患である. 本疾患による重篤な視力障害をいかにして防ぐかというのは, 社会的にも重要な課題である. 本稿では, 未熟児網膜症治療の現状および患児をNICU退院後に外来でフォローアップする際に, 知っておくべき知識, 注意するポイントについて解説する. 「最近の未熟児網膜症治療」未熟児網膜症の軽症例は自然寛解し, 治療を要することはない. また, 最近は未熟児網膜症の発症数そのものや, 重症化率が低下しているともいわれている. しかし, 近年のわが国の多施設研究では治療を要する児の割合は30%とされており, 依然として多くの児で治療が必要な状況である.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献