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アブストラクト

Title 口唇口蓋裂
Subtitle 特集 How to Follow-up - ハイリスク児フォローアップの必修知識 2023 疾患別・領域別のフォローアップ 退院時にみられる疾患・合併症のフォローアップ : 口腔外科疾患
Authors 大久保文雄*, 門松香一**, 高木信介**
Authors (kana)
Organization *昭和大学口唇口蓋裂センター, **昭和大学医学部形成外科学講座
Journal 周産期医学
Volume 53
Number 4
Page 677-681
Year/Month 2023 / 4
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」口唇口蓋裂は日本人の体表形態異常でもっとも頻度が高く, 約1/500人の発生率といわれている. 口唇裂と口蓋裂は一般的に前者を生後3〜5か月, 後者を12〜18か月で外科的に修復する. また, 約1/2で両者を合併する. そのため, フォローアップとしては, 形態的, 機能的な不良結果および成長による変化に対応することになる. 「口唇裂」「1. 短期的対応」「1)瘢痕の問題」口唇は顔面の目立つ場所にあり, 形態だけでなく機能的再建が必要である. 習熟した外科医が丁寧な手術を施行すれば, 多くの場合, 目立たない瘢痕を獲得することができるが, 患者の体質によっては瘢痕が目立ったり, 肥厚性瘢痕を生じたりすることがある. 「ひきつれた口唇」は心理的にも望ましくない影響を与えるため, 早期に解決することが必要である. しかし, 複数回の手術は口唇組織の不足を招き, 最終的な結果に悪影響を与える.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献

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  • 6) 大久保文雄 : 顎裂・口蓋裂. 平林慎一(監), 鈴木茂彦, 岡崎 睦(編) : 標準形成外科 第7版, 医学書院, pp99-104, 2019