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アブストラクト

Title 二分脊椎, 水頭症
Subtitle 特集 How to Follow-up - ハイリスク児フォローアップの必修知識 2023 疾患別・領域別のフォローアップ 退院時にみられる疾患・合併症のフォローアップ : 脳外科疾患
Authors 河野まや*, 井原哲*
Authors (kana)
Organization *東京都立小児総合医療センター脳神経外科
Journal 周産期医学
Volume 53
Number 4
Page 682-685
Year/Month 2023 / 4
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「二分脊椎」二分脊椎は神経管の形成異常によって発生する先天性の神経疾患で, 神経組織が表皮におおわれずに外表に露出している開放性二分脊椎と, 皮膚組織におおわれている閉鎖性二分脊椎に分けられる. 開放性二分脊椎は脊髄髄膜瘤で, それ以外は閉鎖性二分脊椎に分類される. 本稿では, 複数科でのフォローアップが必要な脊髄髄膜瘤について述べる. 「1. 脊髄髄膜瘤の病態生理, 診断, 治療」日本の脊髄髄膜瘤の発症頻度は, 10,000出生あたり3人程度である. 脊髄髄膜瘤は一次神経管の閉鎖不全によって神経管が形成されず, プラコードとして外表に露出した状態である. 脊髄髄膜瘤の神経障害は一次神経管の形成不全と, 体外に露出している神経が羊水中で変性することで起きるとされている. 羊水中での神経変性を予防するために, 胎児期に脊髄髄膜瘤修復術が行われる地域もある.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

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