アブストラクト
| Title | 頭部のふくらみ・変色・変形 (頭血腫, 産瘤・帽状腱膜下血腫) |
|---|---|
| Subtitle | 特集 ちょっと気になる新生児 - お母さんの不安に答える 頭・顔・口・首の異常 |
| Authors | 吉田丈俊* |
| Authors (kana) | |
| Organization | *富山大学附属病院周産母子センター |
| Journal | 周産期医学 |
| Volume | 55 |
| Number | 4 |
| Page | 384-387 |
| Year/Month | 2025 / 4 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 東京医学社 |
| Abstract | 「各症状や所見から考えうる病態」出生後に頭部のふくらみや変色をきたす代表的な疾患として, 産瘤, 頭血腫, 帽状腱膜下出血が挙げられる. 産瘤は産道通過時の圧迫による児頭先進部の皮膚の浮腫が原因であり数日で消失する. また, 産瘤は骨縫合線を越えて存在する点が頭血腫との鑑別点になる. 頭血腫は産道と頭皮がすれて骨膜が骨から剥離し血管が断裂することで生じる血腫である. 生後1, 2日で波動を触れる腫瘤となるが, 骨と骨膜の間の出血なので骨縫合を越えることはない. 血腫が吸収されてビリルビンが産生されるため黄疸が遷延することが多いが, 血腫は通常1〜3か月以内に吸収される. 帽状腱膜下出血は帽状腱膜下を横切る導出静脈(emissary vein)が離断することによって腱膜下に血腫が貯留する. 頭血腫とは異なり解剖学的な空間が広く隔壁がないため, 皮下組織を剥離して血腫が進展し, 眼瞼や耳介前後に皮下出血がみられることがある. |
| Practice | 臨床医学:外科系 |
| Keywords |
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